夏野菜の苗を植えました〜春の畑仕事
早いもので今年も4月下旬。
2022年のシチリアは、2月に暖かくなり始めて春が来た!と思っていたのですが、その後、なかなか気温が上がらず。
例年よりも涼しめの春となっています。
4月はじめはまだちょっと肌寒くて、今年は南風、北風も吹き荒れ嵐が多く、夏野菜の苗植えも躊躇していましたが、下旬になってようやく気温も上がり始めたので、夏野菜の苗植えを始めました。
まずは苗を買いに、トラーパニの隣町の農業専門店へ。
かつては、苗が名前も書かれずずらり、と並んでいたこのお店も、近年、苗に札が付くようになり、なおかつQRコードまで付いていて、スマホで品種の詳細情報を確認できるようになっています。
というのも、夏野菜は品種がとにかく多い、、、。
トマトだけでも数十種類。
それに加えて、茄子、パプリカ、ハーブなどなど、おびただしい量の品種の数があります。
そしてそれぞれ、一番小さい苗からちょっと育った苗、そして既に鉢植えくらいに大きくなっている苗(これは鉢で栽培する用)、色々なサイズの苗があります。
ここに買いに来ている人たちは、農家さんというよりも、裏の土地で自分たちが食べるようの野菜を作っている人たちがほとんど。
それなのにこの品種の多さ。
ちなみに農家さん達は、自分で種を採取して苗を育てている人もいれば、大量注文なので事前に予約してトラックで引き取りにきています。
夏野菜第1弾はこんな感じ。
●トマト(ダッテリーノ種)→小さい苗 × 7
●茄子(パレルミターノ種という丸い大きい茄子)→中くらいの苗 × 6
●パプリカ(黄色)→中くらいの苗 × 6
●小玉スイカ →中くらいの苗 × 6
●黄色いメロン(冬メロンと呼ばれてるこの地域の特産品)→中くらいの苗 × 6
●バジル →小さい苗 × 10
●イタリアンパセリ →小さい苗 × 10
5月に入ったら、もっと植えないと夏のトマトソースや保存食作りに足りないので、少しずつ時期をずらして増やしていく予定です。
今回植えたのは7月上旬ごろから収穫予定です。
今年は2年に1回のペストジェノベーゼ作りの年でもあるので、バジルももう少し増やそうかな。
もう少ししたら初夏のフルーツ、アプリコット、さくらんぼう、プラムが出てきて、コンポート作りの時期に入ります。
続いて、夏野菜、その間にマグロの季節もあり、、、。
これから忙しい時期に突入です!
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